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熟達度測定について

熟達度測定

「どれだけ英語が使えるか」を測るために、定期考査や模試のように一定の範囲の学習内容の理解度・到達度を確認するものではなく、専門知識や背景知識を問わず英語の〈熟達度〉そのものを測定 するものとして設計されています。端的に言えば、定期考査や模試と比べて「実際に『今』どれくらい英語が使えるのか」のリアルを測っ ている試験であると言えるでしょう。

~明星大学 佐古准教授レポート『熟達度測定テスト
TOEFL Primary®を継続的に受験する意義について』より抜粋~

TOEFL®テストは世界の学生向けに開発された熟達度(英語運用能力)測定に
重点をおいたアセスメントテストです。

 学校のテストを含め、日本にはたくさんの英語のテストがあります。それらのテストとTOEFL®との大きな違いは、日本人のためのテストなのか、世界中の人のためのテストなのかという点です。日本のテストは日本で暮らす人々が理解可能な状況の問題が出されます。また日本で英語が得意な人が高い点数を取ることができる内容になっている場合が多いです。しかし考えてみてください。私たちが日本で英語を使う機会がどれほどあるでしょうか。また私たちが、日本人と英語を話す機会がどれほどあるでしょうか。学校の授業ではそんなこともあるでしょうが、私たちが実際に英語を使う必要がある機会は、外国の人と話す場合と、私たちが外国に行く場合がほとんどです。つまりたくさんの外国を含めた世界基準で自分の英語の力を知らなくては、役に立たないかもしれないということです。TOEFLPrimary®/Junior®は、世界の英語を母語としない人々を対象に作られています。

英語を使ってコミュニケーションを図る上で大切な内容を、受験者の英語の力に合わせて出題しています。英語が使われる実生活に近い環境設定で、実践的な表現を用いながら出される問題に挑戦することによって、自分の英語が、外国で、外国の人に対しどれだけ通用するのかを知ることができるのです。
 

~京都教育大学附属京都小中学校 英語科主任 今西先生執筆レポート『自分の力を知る大切さ』より抜粋~

熟達度(英語運用能力)測定と到達度測定について

 熟達度と到達度はどちらも英語力を測定する指標です。ひと昔前では到達度のみが重要視されていましたが、年々到達度だけではなく熟達度も併せて重要視される様になり、現在では大学入学共通テストの変化にあらわれている様に熟達度がより重要視されてきています。

両方バランスよく
伸ばしてゆこう!

熟達度(英語運用能力)測定について

テスト特性とその対策にも言及している神戸大学 大学教育推進機構 横川教授によるレポート:『TOEFL Primary®ゃTOEFL Junior®は「対策」が可能か』より抜粋

的確にテスト特性を捉えている当レポートの冒頭要約文を解説として引用させていただきます。

1.はじめに
TOEFL Primary®やTOEFL Junior®は対策が可能な試験かどうかという切り口で分析することによって、TOEFL® ファミリーとはどんな試験なのかを明らかにし、確かな英語運用能力を身につけるためにはどうすればよいのかを考察します。


2.TOEFL® ファミリーのラインナップ
TOEFL® ファミリーの各種テストを、スキル別の問題数の観点から、また、各セクションの問題文の長さ(語数)の観点から比較します。
 

3.TOEFL Primary® :小中学生レベルと侮るなかれ
一見やさしく見えるTOEFL Primary®も、生活語彙に習熟している必要があり、語彙や文法の単なる暗記や付け焼刃の対策では到底太刀打ちできるものではありません。リスニングやリーディングの問題を少し分析しただけでも、子供たちが学校生活や社会生活で経験するごく普通の場面で、自然なやりとりの中で外国語としての英語を生きたことばとして学ぶことが望ましいのだと訴えかけているようです。
 

4.TOEFL Junior®:次第に本格的にアカデミックな知識と運用力を問う問題に 
TOEFL Junior®のリーディング、リスニング問題は、中学生高校生にとって決して短いとは言えない分量です。「すばやく、的確に要点を捉えて、できるだけ正確に理解する」という力を身に付けるためには、ただ速くよみなさいとか注意深く聞きなさいと言ってテスト形式の演習を繰り返すだけではあまり効果は期待できません。また、前節でも述べたように、読解に単語の知識が重要であることは確かですが、この種のテストによく出る単語を丸暗記するだけで文章を読み〔聞き〕解く力が身につくわけでもありません。「読む力」「聞く力」をきちんと身に付ける以外に方法はありませんし、その力はやはり一朝一夕に身に付くものでもありません。

 

5.どう力をつけるか:言語情報処理プロセスから言語テストをみる    
辞書と文法書を片手にようやく読めるようでは心もとないかぎりです。リーディングの認知プロセスからみると、全体から部分へと理解を進めるトップダウン的な読み方を身に付けることが効果的です。また、リスニングカを身に付けるためには、ノートテイキング&リテリングの訓練が有効な方法の一つです。
日本人英語学習者がもっとも苦手な統語処理(文の構造を解析する)能力を伸ばすことがカギになりますが、これはスピーキングやライティング活動によって培われます。

 

6.さいごに 
TOEFL® ファミリーは単なる付け焼が刃では太刀打ちできません。普段の授業の中で主体的・積極的にテクストに働きかけ、スピーキングやライティングといったアウトプットを重視した活動にも重点を置いて活動をすることによって効果的に英語運用能力が育成され、その成果はTOEFL®ファミリーにスコアとして明確に反映され、その進歩を測る有効な手段となるでしょう。

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